1.どうやって治すの?
[しっかり休養する]抱えている仕事や家事などを忘れて、疲れた心と体を十分に休めてあげましょう。 うつ病の人はもともとまじめで責任感が強いタイプが多いので、 「仕事を休めない」「人に迷惑をかけてしまう」と休養することを中途半端な休養しかとらないと症状は軽減されません。 思い切って休職するなど治療に専念しましょう。
[抗うつ薬の服用]
抗うつ薬は、脳内神経伝達物質のバランスの乱れを正常に近い状態に戻してくれます。 現在では副作用のが少ないSSRIやSNRIというタイプが主流です。
2.薬の種類とその効果・副作用
抗うつ薬はその効果の前に副作用が現れるのが特徴で、比較的副作用の少ないSSRIやSNRIでも吐き気などの副作用が生じる場合があります。 この副作用から服用をやめてしまっては治療は進みません。 飲み始めに現れる一時的なものもあるので、まずは医師に相談してみるのがいいでしょう。 症状により薬効の変わらないほかの抗うつ薬に切り替えたり、量を減らすなどの対策を講じてくれます。
抗うつ薬はその効果の前に副作用が現れるのが特徴で、比較的副作用の少ないSSRIやSNRIでも吐き気などの副作用が生じる場合があります。 この副作用から服用をやめてしまっては治療は進みません。 飲み始めに現れる一時的なものもあるので、まずは医師に相談してみるのがいいでしょう。 症状により薬効の変わらないほかの抗うつ薬に切り替えたり、量を減らすなどの対策を講じてくれます。
3.主な副作用・三環系・四環系抗うつ薬
[三環系・四環系抗うつ薬]
三環系は脳内の神経伝達物質のバランスを整えることを目的として最初に開発された抗うつ薬です。 うつ病とは関係のない脳内の部位にも作用してしまうため、薬の作用が比較的現れやすいと言われています。 三環系に続いて開発されたのが四環系で、ある程度の副作用は抑えられました。
主な副作用 口の渇き、便秘、眠気など・・・
[三環系・四環系抗うつ薬]
三環系は脳内の神経伝達物質のバランスを整えることを目的として最初に開発された抗うつ薬です。 うつ病とは関係のない脳内の部位にも作用してしまうため、薬の作用が比較的現れやすいと言われています。 三環系に続いて開発されたのが四環系で、ある程度の副作用は抑えられました。
主な副作用 口の渇き、便秘、眠気など・・・
4.主な副作用・SSRI・SNRI
SSRIが他の抗うつ薬と大きく違うところは、うつ病と関係するセロトニンにのみ作用することです。 効果は三環系とほぼ同等ですが他の受容体に作用しません。 これにより副作用が少なく服用を継続しやすくなっています。 SNRIはセロトニンとノルアドレナリンにのみ作用し副作用も少ない抗うつ薬です。
主な副作用 悪心、嘔吐など・・・
SSRIが他の抗うつ薬と大きく違うところは、うつ病と関係するセロトニンにのみ作用することです。 効果は三環系とほぼ同等ですが他の受容体に作用しません。 これにより副作用が少なく服用を継続しやすくなっています。 SNRIはセロトニンとノルアドレナリンにのみ作用し副作用も少ない抗うつ薬です。
主な副作用 悪心、嘔吐など・・・
5.治療・大切なポイント
[焦らず気長に]
うつ病は回復に向かって直線的に改善していくわけではなく、「よくなったり」、 「悪くなったり」を繰り返しながら、徐々によくなっていく病気です。 しっかりと治療を続けていれば回復しますので、すぐによくならなくても、焦らず気長に治療に取り組む事が大切です。
[再発について]
うつ病は再発率の高い病気です。これを防ぐには治ったと思っても服薬を続ける事が大切です。 再発の場合は通常2年間は量を減らしながら、服薬を続けます。
[焦らず気長に]
うつ病は回復に向かって直線的に改善していくわけではなく、「よくなったり」、 「悪くなったり」を繰り返しながら、徐々によくなっていく病気です。 しっかりと治療を続けていれば回復しますので、すぐによくならなくても、焦らず気長に治療に取り組む事が大切です。
[再発について]
うつ病は再発率の高い病気です。これを防ぐには治ったと思っても服薬を続ける事が大切です。 再発の場合は通常2年間は量を減らしながら、服薬を続けます。