1.子供への影響

子供が父親に対してノーと言えない事はありませんか?もしあるのならば、既に何らかの症状が出始めていると考えてもいいでしょう。 (口答えやワガママではありません)子供から離婚して欲しいと言われた事はありませんか?もしあるのならば、子供は既に追い詰められているでしょう。 子供の食事の量が減っていませんか?もし減っているのならば摂食障害の可能性があります。 子供の口数が減っていませんか?もしそうなら、家族との距離をとろうとしているのでしょう。これらの事について書いていこうと思います。
2.父親にノーと言えない
これは非常に苦しんでいる状況です。苦しみを通り越して諦めてしまっているのかもしれません。 この根本にあるものは、自分の意見を聞いてもらえないという所にあります。言っても無駄だと思っているのです。 いくら言っても聞いてくれない。そして自分に口答えをしたと怒鳴るのです。もちろん父親側に明らかに否があるとしても認めてはもらえないのです。 そして子供は自分は悪くないのに怒られる事に抵抗できなくなります。 そして今度は喋らなくなったことに腹を立てまた怒鳴るのです。このような事が永遠と続きます。
3.離婚をして欲しいと言う
離婚をして欲しいと言い出したときは、子供の中で何らかのリミットを越えたときと考えていいと思います。 一緒にいたくない一緒にいるから苦しい、だから別々に暮らしたい。逃げたい。と思っているのです。 子供は今の半分の食事になってもいいから他の場所で暮らしたいと思うのです。心の休まる時間が欲しいのです。 家族にとって一番安心できるはずの家庭が、安心できないという事です。 これを放置しておくと、家出や非行、そして最悪なケースでは自殺してしまう場合があります。これは決して大げさな事ではありません。
4.食事量の減少
みなさんにも経験があるのではないでしょうか。色々な悩みやストレスが強くかかった時に食欲が無くなる。 これが子供に起こっていると考えて下さい。この悩みやストレスの原因となっているのは両親の仲の悪さや、父親を理解できない苦しみです。 このような時はうつ病や摂食障害の可能性もあります。 どうしたらこの問題が解決できるのだろうと頭の中を駆け巡っている最中なのだと思います。また、自分を責めているのかもしれません。
5.口数の減少
口数の減少は子供にとって大きな問題を抱えているのです。 話しかけても全然反応してくれない場合や外での事を話そうとしなくなったら要注意です。 自分の心のより場を家庭から外に向けている可能性もあります。 一概に非行に走るとは言えませんが自分を理解してくれる人が現れた場合、そちらの方へ自然と身をよせるようになります。 私の経験上、自分の事を理解してくれるのは気づいてみると同じような家庭環境で育った子供達でした。