1.モラルハラスメントとは?

モラルハラスメントとは精神的暴力の事を意味します。 DVやパワハラやセクハラとは違い目に見えない暴力を意味します。 つまり精神的に追い詰める・嫌がらせ等々の事です。 実際にどのような事があるのかを分けて書いていきたいと思います。(ほんの一部になります) [言葉によるモラハラ] 言葉により精神的に追い詰める行為です。 [態度によるモラハラ] 態度により精神的に追い詰める行為です。 [無関心によるモラハラ] 無関心となり精神的に追い詰める行為です。
2.言葉によるモラハラ
言葉によるモラハラには次のような例があります。 例えば、自分の意見と相手の意見が合わない時に、相手をけなす事により自分を正当化しようとします。 具体例としては、金銭的なやり取りでうまくいかない時、「お前は、計算のできない女だから」と言って全否定します。 そして、二度と同じ事を言わせないように圧力をかけてきます。 そのように言葉で相手を支配しようとし、自分を神のように崇めよと言っているのです。家の間取りでも当てはまると思います。 絶対に聞いてくれないのです。 テレビをここに置こうと言うと、「なんで、そんな所に置かなくちゃいけないんだ。馬鹿女が」と色々とあります。
3.態度によるモラハラ
態度によるモラハラには次のような例があります。 例えば、自分の意思を相手に伝える為に怒鳴りちらしたり、相手を罵ったり、脅迫する事があります。 具体例としては次の様な事があります。 体の体調が優れない様子を見て「大丈夫?病院に行った方がいいんじゃないの?」と言うと 「俺を不安にさせやがったな、お前が具合の悪い時は同じ様にしてやる」と意味不明な返答が返ってきます。 そして、実際に具合が悪くなると「寝てるんじゃね〜。俺が全部やらなきゃいけないじゃないか、今日の飯はどうするんだ!!」と怒鳴り散らします。 このようにして態度に表し、相手を追い込んでいきます。
4.無関心によるモラハラ
これは、言わば家庭内別居と言っていいと思います。実際に一緒に暮らしているのに、相手との関係を持とうとはしないのです。 週末の買い物も行かない。どこか旅行にも行こうとしない。定年後もずっと変わらず、余計に悪化する。 具体例としては、相手の両親が具合が悪いから実家に一緒に行こうと言っても、「俺には関係ない、人を頼るな、自分で行け」と、 あたかも自分は家族では無いといい出します。そして困り果てた末に結局、何もしてくれないといった感じです。 何かのトラブルに巻き込まれていても見ても見ぬフリをします。このようにして、一切の責任を負おうとはしないのです。 頼りたいのに頼れない。この苦しさを背負ってしまう事になってしまいます。そして精神病を患ってしまうケースが多い。
5.モラルハラスメントによる影響
モラルハラスメントによる影響は色々な面に現れます。 精神的影響は、発汗、睡眠障害、めまい、動悸、食欲不振、吐き気、うつ病、PTSD、トラウマなどがあげられます。 もちろんこの他にも沢山あります。直接的な要因、間接的な要因があります。そして、子供に与える影響もたくさんあります。 筆者自身は、子供の立場としてここでは書いています。何も悪くないのに追い詰められる。その苦しみは生き地獄です。