1.境界性人格障害(BPD)
以下に米国精神医学会によるDSM-Wの診断基準を引用いたしますので、参考にして下さい。 米国精神医学会(高橋三郎、大野裕、染矢俊幸訳) 「DSM-W-TR 精神疾患の分類と診断の手引 新訂版」医学書院、2006年より以下引用。
2.境界性人格障害の診断基準
○境界性パーソナリティ障害(Borderline Personality Disorder)
対人関係、自己像、感情の不安定及び著しい衝動性の広範な様式で、成人期早期までに始まり、種々の状況で明らかになる。 以下のうち五つ(またはそれ以上)によって示される。
(1)現実に、または想像の中で見捨てられることを避けようとするなりふりかまわない努力。
注:基準5で取り上げられる自殺行為または自傷行為は含めないこと。
(2)理想化とこき下ろしとの両極端を揺れ動くことによって特徴づけられる、
不安定で激しい対人関係様式。
(3)同一性障害:著名で持続的な不安定な自己像または自己感。
(4)自己を傷つける可能性のある衝動性で、少なくとも二つの領域にわたるもの。
(例:浪費、性行為、物質乱用、無謀な運転、むちゃ食い)。
注:基準5で取り上げられる自殺行為または自傷行為は含めないこと。
(5)自殺の行動、そぶり、脅し、または自傷行為の繰り返し。
(6)顕著な気分反応性による感情不安定性
(例:通常は二〜三時間持続し、二〜三日以上持続することはまれな、
エピソード敵に起こる強気不快気分、いらだたしさ、または不安)。
(7)慢性的な空虚感。
(8)不適切で激しい怒り、または怒りの制御の困難。
(例:しばしばかんしゃくを起こす、いつも怒っている、取っ組み合いの喧嘩を繰り返す)
(9)一過性のストレス関連性の妄想様観念または重篤な解離性症状。
○境界性パーソナリティ障害(Borderline Personality Disorder)
対人関係、自己像、感情の不安定及び著しい衝動性の広範な様式で、成人期早期までに始まり、種々の状況で明らかになる。 以下のうち五つ(またはそれ以上)によって示される。
(1)現実に、または想像の中で見捨てられることを避けようとするなりふりかまわない努力。
注:基準5で取り上げられる自殺行為または自傷行為は含めないこと。
(2)理想化とこき下ろしとの両極端を揺れ動くことによって特徴づけられる、
不安定で激しい対人関係様式。
(3)同一性障害:著名で持続的な不安定な自己像または自己感。
(4)自己を傷つける可能性のある衝動性で、少なくとも二つの領域にわたるもの。
(例:浪費、性行為、物質乱用、無謀な運転、むちゃ食い)。
注:基準5で取り上げられる自殺行為または自傷行為は含めないこと。
(5)自殺の行動、そぶり、脅し、または自傷行為の繰り返し。
(6)顕著な気分反応性による感情不安定性
(例:通常は二〜三時間持続し、二〜三日以上持続することはまれな、
エピソード敵に起こる強気不快気分、いらだたしさ、または不安)。
(7)慢性的な空虚感。
(8)不適切で激しい怒り、または怒りの制御の困難。
(例:しばしばかんしゃくを起こす、いつも怒っている、取っ組み合いの喧嘩を繰り返す)
(9)一過性のストレス関連性の妄想様観念または重篤な解離性症状。