1.ドメスティックバイオレンスの被害者

ここではドメスティックバイオレンスの被害に会っている方へ向けて掲載していきたいと思います。 実際にドメスティックバイオレンスを受けている方は本当に苦しいと思います。 しかし苦しいからと自分の心にバリアをはって、知らない振りをしては決していけません。 自分の本心を知る事がとても重要になってきます。 そして、自分が受けている事が暴力だと認識して下さい。 家庭内の密室で起きている、肉親者だからと許してはいけません。
2.暴力だと認識する必要性
問題の解決には暴力だと認識する必要があります。 何かの問題を感じてこのページを読んでいる方は既に気づいていただけたかもしれません。 自分の中にある基準のラインは日々の暴力によって高まっている状態にあると考えなければなりません。 なぜかと言うと日々行われている事には気づきにくいからなのです。 久しぶりに会った人の変化に気づくのに、毎日会っている人の変化には気づきにくいですよね。 家族であっても家族でなくても暴力だと感じれば犯罪行為そのものである事を認識してください。
3.ドメスティックバイオレンス防止法
2002年4月1日にドメスティックバイオレンス防止法が施工されました。 これは、家庭内であっても暴力だと判断された場合に被害を防止する為に第三者が介入できることになりました。 これは、国及び公共団体が被害者である方を保護し、被害者に暴力が及ばないように加害者側に命令してくれる法律です。 最近よく聞くようになったシェルター(一時保護施設)や裁判により被害者に近づかないように命令が下される事もあります。 命令に従わない場合は罰則が与えられます。
4.通報と相談
通報と相談ですが、ここが一番の難関です。なぜかと言うと第三者に介入してもらう事を悩んでしまうからです。 実際に家の事が近所に知れ渡ったらどうしよう?とか考えてしまいますよね。通報の場合、次のような事が考えられます。 ※配偶者からの暴力を受けている人を見つけた場合、配偶 者暴力相談支援センター及び警察に通報する。 ※医療関係者が配偶者からの暴力によるケガなどを見つけた場合、通報する。 相談の場合、各都道府県に配偶者暴力相談支援センターが設置されていますので、そちらに相談する事になります。 もしくは警察に相談する事になります。相談したからと言って直ぐに逮捕される事はありません。
5.一時保護施設(シェルター)について
一時保護施設(シェルター)とは、緊急に避難が必要な場合、配偶者暴力相談支援センターが一時保護として対応してくれるものです。 筆者自身も色々と気になる事がありました。気になるのはお金がかかるのかな?って事ですよね。私自身も色々と聞いて分かった事があります。 ※一定期間の保護は無料。しかしその後(保護期間)の滞在は有料となるみたいです。 ※食事は支給されますが、集団生活になる場合があるようです。 ※原則として子供であれば通学も、大人であれば通勤も原則としてできなくなっています。 ※場所は完全非公開になっています。