1.家族として考えること

まず、家族として考える事と書きましたが実際に御家族の方々は日々苦労の連続だと思います。 どうしてこんな人と結婚してしまったのだろう?と感じる事はありませんか? 実はここに関係しているのだと思います。 筆者のおじいさんも大酒飲みで最終的には糖尿病と肝臓ガンで亡くなりました。 実際に私の父親も大酒飲みであります。まぁ母親は自然と父親と似ている人を旦那に選んでいたんですね。 色々と調べてみると結構な確率で多いみたいです。よく聞く話は「自分の父親と似ている人と結婚する」みたいな感じですね。 私の実体験としては「その可能性は十分ある」と思いました。
2.依存症は遺伝するのか
上の記述を見ると遺伝するのかな?って思いますよね。 私自身はアルコール好きの遺伝を受け継いだと思います。 多くの学者の中には依存症は遺伝的であると考えている人もいるみたいです。 なぜか不思議な程にお酒が好きなんです。でもお酒を飲むとヒドイ嫌悪感に晒されてしまいます。 その理由としては、育ってきた家庭環境が劣悪だったからだと思います。 遺伝したのはお酒好きであって依存症が遺伝した訳ではないようです。 しかしながら、筆者も予備軍であり日々闘っているのです。 絶対にならないと心に決めても、環境がそうさせてしまうかもしれません。
3.子供の生活環境
実際にアルコール依存症の親の元に育つ子供はどのようになるのでしょうか? 私自身は、非行、精神疾患、自殺未遂など様々な悪影響を及ぼしてきました。 私の姉は、私よりも早くに生まれていたために、物凄く苦しかったのだと思います。 今ではもうこの世にはいませんが・・・。精神面で傷つき、自分自身に自信がもてず、 劣等感に苛まれる日々が続いております。機能不全家族の中で育つという事は、 少なからず子供の人格形成に大きな影響を及ぼしていると考えられます。 家族として存在しているのでは無く、主人と奴隷と言った感じでしょうか。 子供として感じるのはこんな感じだと思います。
4.飲酒にかかわらない
これは簡単に言ってしまうとお酒を買い与えたり、逆に言うとお酒を取り上げて捨ててしまったりしない事です。 そして明確に自分の意思を伝える事です。例えば「お酒を飲むことはあなた自身の問題だからあなたに任せる」と言った感じでしょうか。 お酒を買いたくない事も明確に伝えるのもいいでしょう。 その後は飲酒をしていても一切干渉しないようにする事がいいと考えられます。 すべての出来事に責任を持たせるのが重要だと思います。近所から苦情がきたら、苦情がきた事を伝えて終わり。 警察の身元引受人になったら断る。こんな感じで日々の生活に向かい合ってみるのがいいでしょう。 始めは飲酒量が増えて余計に苦しいかもしれません。しかし意思をしっかりと持って飲酒を手伝うのだけは避けましょう。
5.子供からの強烈な一言
子供からの強烈な一言というのは、親と子の会話が無い状態の中から生まれます。 私自信は、何を言われても聞かない振りをしている能面の子供でした。 しかし、そんな能面な子供でも年が経てば自分の親の異変に気づくのです。 ほとんど家で会話をする事も無く、すべての事に無関心でしたがどうしてもアルコールを飲んでいる事を許せなかったのです。 そこで一言「そのまま飲んで死んでも知らないから」と言ってみたところ、ほんの少しでしたが効果がありました。 しかし、その後は決心したのか、死ぬまで飲むことに決めたみたいです。もうしょうがないかなぁと日々感じる毎日です。 私自身が精神的に参ってしまった事も事実ですが・・・。